flashsign --- X Window Systemで動作する電光掲示板クライアント ---
概要
flashsignはX Window System(Version 11)で動作する電光掲示板クライアントです。
起動時にnamed pipe(FIFO)あるいはUDPソケットを作成し(両方も可能)、
そこに書き込まれた文字列が電光掲示板風にウィンドウ内を流れて表示されます。
バージョン履歴
ver.1.2
FreeBSD 6.x(gcc version 3.4.6 [FreeBSD] 20060305)でコンパイルすると、
右端の1文字だけが表示され、テキストが左方向に流れて行かない問題を修正しました。
00READMEとダウンロード
インストール
xmkmfとmakeを実行して下さい。
manpageはまだ作成していないので、flashsign.manを生成しようとして
エラーになりますが、無視して下さい。
使用方法
- makeしたflashsignを起動します。
このときにflashsign -u 6543のように
オプションとして-F FIFO、-f FIFOあるいは-u portを指定します。
-Fあるいは-fを与えたときは指定したFIFOで、
-uを与えたときは指定したUDPポートでメッセージを待ち受けます。
-Fと-fの違いは00READMEを参照して下さい。
- 表示したい文字列をflashsignに向けて送信します。
FIFOを作成したときは、例えばcatなどで動作確認できます。
UDPポートを作成したときは、例えばアーカイブに含めてある
tossdgramを使ってtossdgram 127.0.0.1 6543などの要領で
動作を確認できます。
日本語の文字列はEUCコードを使って下さい。
大きなフォント
flashsign自身にはフォントを拡大/縮小する機能を持っていないので、
大きなフォントを表示するためには
相応のフォントデータを事前に用意しておく必要があります。
スケーラブルフォントに関しては、作者は動作を確認していません。
bitmapフォントについては、例えば
bdfresize
というツールを使えばBDFフォーマットのフォントデータを拡大することができます。
既知の問題
元々、自家用ツールなので作者にとって必要かつ簡単に実装できる範囲の
機能しかありません。したがって問題点はたくさんありますが、
特にセキュリティ対策が貧弱というより皆無であることを
ここで強調し、注意を喚起しておきます。
またflashsignはEUCコードで表現された日本語を扱うことができますが、
あくまでJapanizationであってI18N+L10Nではありません。
詳細は00READMEを参照して下さい。
[software|Top page]
Copyright(c) 2003 Koh-ichi Ito